クリニックBLOG

歯ブラシのしすぎによる歯肉の退縮について

こんにちは。院長の石川哲也です。
今回は歯ブラシのしすぎによる歯肉の痩せ(退縮)についての話です。
矯正治療中の患者さんは、お口の中に装置が付いている人が多く、歯ブラシに気をつかっていただいている方が多いと思いますが、もともと歯並びに興味がある人は、口元をきれいにしたいと言う意識が強い方も多く、ついつい力を入れて念入りに歯ブラシをされている方が見られます。念入りに磨くのは非常に結構なことなのですが、そのような方に特に気をつけていただきたいことがあります。それは、歯と歯の間を磨きすぎないと言うことです。既に汚れが取れているのに、自分では確認できないため、気になってキレイな歯をゴシゴシと磨き続けると言うものです。
あまり長時間こすり続けると、歯肉が痩せて冷たいものがしみるなどの知覚過敏症状が出たり、歯根が出て歯と歯の隙間が目立つようになり、見栄えの部分でもマイナスになります。きれい好きの患者さんに多くのでぜひ注意してくださいね。

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