クリニックBLOG

 ★矯正中の食事 冬の巻★

寒さも本格的になってきましたが、皆様お元気に過ごされておられますか?
今年のインフルエンザの流行は少し早いみたいです。もう既にインフルエンザで矯正のご予約をキャンセルされる患者さんも増えてきました。今年はインフルエンザB型にかかっている人が例年に比べて多いみたいです。

矯正歯科では、お口の中に入る装置の注意事項として、硬い食べ物や粘着性のある食べ物で装置の形が変わったり外れたりする原因になることを説明させて頂きます。また、2〜3日、お痛みも出てくるので硬い物を食べ辛くなります。
大人の方は食事など自分で工夫できるのですが、子供さんの場合保護者の方が食事に気をつけることになりどんなものを食べさせようか迷われる方も少なくはないと思います。
矯正調整後はいつもおうどんやスープで済まされるといった声も聞きます。
この前聞いたお話ですが、ファストフードが禁止のご家庭があり、そこでは矯正後は好きなものを食べてもOKだそうです。矯正後は○○○ハンバーガー店へ直行!!矯正の痛みがあっても美味しそうに食べていらっしゃるそうです(可愛らしい~)。

矯正スタートの時期はちょうど子供さんの成長期の時期と重なります。食事に興味のある子供さんは結構何でも(!!)食べられると思いますが、食事にあまり興味がない子供さんの場合痛みや装置で食欲が減ってしまったり、食事が面倒になったりしがちなので、栄養面で心配されるかも知れませんね。
冬のこの時期の献立に、家族には根菜のホワイトシチューにして矯正中の子供さんにはシチューにとろみ(コーンスターチや片栗粉などで)をつけてチーズたっぷりのグラタンにリメイクしてあげるのもカロリーアップで単品でもしっかりした食事になると思うのですが、いかがでしょうか。(トウモロコシ=コーンはブラケットに詰まるので気をつけてください ^^;)
少し手間がかかりますが、子供さんも矯正の痛みに挑んでおられるので保護者の方も食事で是非応援してあげてくださいね。(レシピ紹介はまた次回に致します。)

お正月料理を食べ過ぎて反省している、いしかわ矯正歯科クリニックの歯科衛生士 ○前でした。