成人の方の矯正について

永久歯列期

はえそろった永久歯を審美的、機能的に良好な状態に並べます。

永久歯列期

治療に使用する装置

マルチブラケット装置(歯の表に付ける装置)

メタルブラケット

メタルブラケット
金属の装置です

セラミックブラケット

セラミックブラケット
歯の色に近い白色で目立ちにくい装置です

リンガルブラケット矯正装置(歯の裏に付ける装置)

クリッピーL

リンガルブラケット矯正装置
(クリッピーL)

従来より小さい既製品の装置です

インコグニート

カスタムメイド型
リンガルブラケット矯正装置
(インコグニート※1)

歯の形に合わせて作るオーダーメイドの装置です

マウスピース型矯正装置(取り外し可能な装置)

インビザライン

マウスピース型矯正装置(インビザライン※1)
取り外しができるマウスピース形の装置を段階的(約2週間ごと)につけ替えることで、
治療していきます。

メリット

  • 目立たない
  • 食事の時には外せます
  • 取り外しが出来て歯磨きがしやすい
  • 金属アレルギーでも大丈夫

デメリット

  • 強い意思を持ってさぼらずに装着しておく必要がある
  • 不向きな症例もある

※子供の治療も可能です

その他

インプラント矯正

歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正歯科治療
歯を動かす時の支えとして直径1.5㎜位、長さ6~8㎜のインプラントを用いる事があります。
症状やご希望に応じて使う事も有ります。治療を急がれている方や、中にはインプラントでしか治療が困難な場合もあり、検査を行った上でインプラントの形や位置を決めて治療を行います。また矯正治療後ははずすため、お口の中に傷が残る事もありません。

※1「インビザライン」「インコグニート」について
・完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
・マウスピース型矯正装置(インビザライン)は医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
・マウスピース型矯正装置(インビザライン)は米国アライン・テクノロジー社の製品であり、インビザライン・ジャパン株式会社を介して入手しています。
・国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
・マウスピース型矯正装置(インビザライン)はFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。 薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

治療後に使用する装置

クリアリテーナー

クリアリテーナー

スプリングリテーナー

スプリングリテーナー

ラップアラウンドリテーナー

ラップアラウンドリテーナー

リンガルボンデットリテーナー

リンガルボンデットリテーナー

(QCMリテーナー)

可撤式矯正装置
(QCMリテーナー)

全体矯正

治療していくにあたり、上下の歯のバランスを考えて改善していきます

治療例

上顎前突(出っ歯)

  • 発音や咬みやすさ等機能的に改善しました
  • 歯周病や口臭の予防になります
上顎前突
主訴 前歯でものが噛めない
食べ物が飛び出てくる
診断名あるいは主な症状 骨格性上顎前突
年齢 26歳
治療に用いた主な装置 マルチブラケット装置(金属)
ホールディングアーチ
抜歯部位 上顎左右第一小臼歯
一般的な治療期間 2年〜3年(保定期間を除く)
一般的な通院回数 24回〜36回(保定期間を除く)
一般的な治療費 約700,000円〜900,000円(税別)
リスク副作用 治療を急ぐと歯根吸収の危険性

上顎側切歯舌側転位(前歯のガタガタ)

  • 歯磨きがしやすくなり虫歯や歯周病になりにくくなりました
  • 発音や咬みやすさ等機能的に改善しました
上顎側切歯舌側転位
主訴 舌を噛んでしまう
サ行がうまく話せない
診断名あるいは主な症状 上顎左右側切歯の舌側転位を伴う叢生
年齢 19歳
治療に用いた主な装置 マルチブラケット装置(白ブラケット)
上顎リンガルアーチ
抜歯部位 上顎左右第一小臼歯、下顎右側第二小臼歯、下顎左側第一小臼歯
一般的な治療期間 2年〜3年((保定期間を除く)
一般的な通院回数 24回〜36回(保定期間を除く)
一般的な治療費 約700,000円〜900,000円(税別)
リスク副作用 歯根吸収が起こる場合がある

下顎前突(受け口・手術なし)

  • 発音や咬みやすさ等機能的に改善しました
  • 手術をせずに矯正のみで改善しました
下顎前突・手術なし
主訴 反対咬み
診断名あるいは主な症状 歯牙歯槽性の前歯部反対咬合
年齢 28歳
治療に用いた主な装置 マルチブラケット装置(金属)
上顎リンガルアーチ
抜歯部位 下顎左右第一小臼歯
一般的な治療期間 2年〜3年(保定期間を除く)
一般的な通院回数 24回〜36回(保定期間を除く)
一般的な治療費 約700,000円〜900,000円(税別)
リスク副作用 歯根吸収が起こる場合がある

下顎前突外科矯正(受け口の手術)

  • 発音や咬みやすさ等機能的に改善しました
  • 咬み合わせを目的とした矯正なので健康保険が適応されます
下顎前突外科矯正
主訴 下顎が出ている
診断名あるいは主な症状 骨格性の前歯部反対咬合
年齢 21歳
治療に用いた主な装置 マルチブラケット装置
外科手術
抜歯部位 上顎左右第二小臼歯、上下顎左右智歯
一般的な治療期間 2年半〜3年半(保定期間を除く)
一般的な通院回数 30回〜42回(保定期間を除く)
一般的な治療費 約350,000円(健康保険適用)
リスク副作用 歯根吸収が起こる場合がある
下唇などにしびれが残る場合がある

正中のずれ外科矯正(あごの歪みの手術)

  • 顔やあごの歪みが改善されました
  • 発音や咬みやすさ等機能的に改善しました
  • 咬み合わせを目的とした矯正なので健康保険が適応されます
  • 顎関節症(あごの関節の病気)の予防になります
正中のずれ外科矯正
主訴 顎の歪み
診断名あるいは主な症状 下顎の右側への骨格性偏位
年齢 26歳
治療に用いた主な装置 マルチブラケット装置
外科手術
抜歯部位 下顎左右智歯、下顎左右第一小臼歯(初診時既に抜歯済みであった)
一般的な治療期間 2年半〜3年半(保定期間を除く)
一般的な通院回数 30回〜42回(保定期間を除く)
一般的な治療費 約350,000円(健康保険適用)
リスク副作用 歯根吸収が起こる場合がある
下唇などにしびれが残る場合がある

部分矯正

気になる所だけ、治療を急いでいる方等に…

治療例

犬歯唇側転位(八重歯)

  • 歯磨きがしやすくなり虫歯や歯周病になりにくくなりました
  • 唇を怪我しにくくなりました
犬歯唇側転位
主訴 八重歯
口唇に当たって痛い
診断名あるいは主な症状 右側犬歯唇側転位
下顎前歯部叢生
年齢 32歳
治療に用いた主な装置 部分的なブラケット装置
上顎リンガルアーチ
抜歯部位 上顎右側第一小臼歯
一般的な治療期間 1年〜1年半(保定期間を除く)
一般的な通院回数 12回〜18回(保定期間を除く)
一般的な治療費 約300,000円〜400,000円(税別)
リスク副作用 歯根吸収が起こる場合がある

一歯反対咬合(前歯反対咬み)

  • 歯磨きがしやすくなり虫歯や歯周病になりにくくなりました
  • 咬みやすくなり1本の歯にかかる負担が減り歯の寿命がのびました
一歯反対咬合
主訴 右上前歯が気になる
舌や唇をよく噛んでしまう
診断名あるいは主な症状 右側側切歯の舌側転位
上下顎前歯部叢生
年齢 22歳
治療に用いた主な装置 ブラケット装置(白ブラケット)
上顎リンガルアーチ
抜歯部位 無し
一般的な治療期間 1年〜1年半(保定期間を除く)
一般的な通院回数 12回〜18回(保定期間を除く)
一般的な治療費 約250,000円〜400,000円(税別)
リスク副作用 歯根吸収が起こる場合がある

一歯前突(前歯が1本だけ出ている)

  • 口元がすっきりしました
  • 歯磨きがしやすくなり虫歯や歯周病になりにくくなりました
一歯前突
主訴 前歯がねじれている
診断名あるいは主な症状 左側中切歯の遠心捻転
年齢 20歳
治療に用いた主な装置 ブラケット装置(白ブラケット)
抜歯部位 無し
一般的な治療期間 1年〜1年半(保定期間を除く)
一般的な通院回数 12回〜18回(保定期間を除く)
一般的な治療費 約250,000円〜400,000円(税別)
リスク副作用 少し歯を削って小さくした

臼歯部鋏状咬合(奥歯の咬み合わせ)

  • 奥歯は大きく力がかかるので咬み合わせが良くなり歯の寿命がのびました
  • 歯磨きがしやすくなり虫歯や歯周病になりにくくなりました
臼歯部鋏状咬合
主訴 奥歯がうまく咬み合ってないとかかりつけの歯医者さんに言われた(例1と例2は、同一人物)
診断名あるいは主な症状 両側臼歯部鋏状咬合
年齢 34歳
治療に用いた主な装置 リンガルアーチ
部分的にブラケット装置
抜歯部位 無し
一般的な治療期間 1年半〜2年(保定期間を除く)
一般的な通院回数 18回〜24回(保定期間を除く)
一般的な治療費 約250,000円〜400,000円(税別)
(例1と例2合わせて)
リスク副作用 治療中奥歯が噛みにくくなる

まずは初診相談にお越しください