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『歯列矯正治療を始めるに当たっての医院選び ~その3~ 矯正歯科医の『認定医 vs. 非認定医』

こんにちは。 大阪市旭区の いしかわ矯正歯科クリニック・非常勤歯科衛生士の松本です。 予告どおり、クリニックBlog 第3回目までは独占してみました。(笑) 第3回目は 『歯列矯正治療を始めるに当たっての医院選び ~その3~ 矯正歯科医の『認定医 vs. 非認定医』 です。 当医院の石川院長先生もそうですが、肩書きに「~~矯正歯科学会認定医」とありますが、矯正歯科医の先生の中には認定を持たれていない先生も沢山いらっしゃいます。 患者様からは「認定医だから安心。」というご意見もよく耳にしますが、逆に「矯正歯科専門医院でも認定医を持っていないから不安」っていうことだとも思いますが、 この件に関しましては、私たち矯正歯科専門医院で働く側としては、それほど重要視はしていないかも知れません。 なぜなら、認定は持っている方が、先生方が数年の時間と労力とお金をかけて学んできたモノを形にしているのですから、努力の結晶の証でもありますし、また得たモノを維持継続する努力もされていきますから、きっと患者様としては信頼感と安心感があるかと思います。 認定医を取得するためには、症例数といって治療をした患者様の人数もクリアしないといけませんし、矯正治療は治療開始から終了までに数年を要しますから、認定医を取得するためには、色々な意味で年月も要しますし、様々な提出資料を準備しないといけません。 そういった時間と労力も要しますから、先生方が認定医を取るのは結構大変なのですよ。 つまり、認定医を持っている先生はやはり凄い努力をされている。と私は思います。 しかし、決してそういういう肩書きが無いと「ダメなの?劣るの?」って思う「必要はない」と、私は矯正専門の先生方を見てきて思います。 結構多くの先生方は、認定医の肩書きは欲しくても「敢えてその準備に要する時間や労力を割くことを止め、肩書きはもらえなくても、もっともっと一人でも多くの患者様と向き合って、きっちりといい治療をしていきたい。」という選択をされる先生もいらっしゃるのです。 (こんなこと書いたら、認定医の先生方に叱られるかな? …でも、患者様サイドで書きたいのでお許し下さい~。) 何故って、医学の世界は症例数が多いことはスッゴク患者様にとってはプラスになります。 色々な症例に携わり、試行錯誤し、経験値を増すことで、技術も知識の引き出しが増えるのと同時に、勘も研ぎ澄まされ(←意外にコレ重要!!)、それによって、お一人お一人異なる症状や患者様の訴えを理解する力を養い、良い治療ができるようになるのです。 なので、今回の回答は: 「認定医である」か「認定医にはこだわらい」かを医院選びの指標に「する・しない」は、患者様のお好みでいいんじゃないかなぁ~。と言うのが私の見解でした。 では、今日はこの辺で。。。
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