こんにちは。 大阪市旭区のいしかわ矯正歯科クリニック・非常勤歯科衛生士の松本です。
今週のブログネタは『矯正治療の相談に訪れるタイミング』について書いてみたいと思います。
矯正治療が必要かどうか悩まれている方や、お子様の歯並びが心配…って場合、
「何歳~何歳まで治療ができるのかな?」「まだ早すぎるのかな?」「もう遅いのかな?」とか、色々と悩まれている方が多いようです。
矯正治療に年齢制限は基本的にありません。 歯が萌えて/残っていれば、どなたでも受けられる治療です。
ただ、遅いよりかは早い方が良いのは確かです。。。
一般的に矯正治療と言えば、10歳くらいが開始適齢期と思われがちですが、
3歳や4歳の小さなお子様の場合でも、もし歯並びや骨格に少しでも不安をお持ちでしたら、先ずは矯正専門医院での相談を受けられることを強くお勧めします。
歯並びの症状によっては、3~5歳の小さなお子様でも早すぎない症例も多いのです。 (←反対咬合(受け口)さん傾向がある場合は特にです。)
もしも、治療を受けるには早すぎたり、親御さんが心配されているような治療の必要性が無いような歯並びの場合であれば、矯正の歯医者さんでは、必ずきちんと説明をしますし、不安を解消してもらえます。
「お兄ちゃんは、小学2年生頃で良いって矯正の先生に言われたので、下の子もお兄ちゃんと同じで良いのかと思い…。」と言いながら、下のお子様を連れて来院される方いらっしゃいますが…。
実際は、ご家族・御兄弟でもお口の中は全く違うことも多いのです。
治療が必要かどうかもわからない年齢であっても、遅いよりかは早い方が良い理由は、
早ければ「まだちょっと早いです。 この方の場合でしたら、●歳くらいでもう一度診せてください。」と言って差し上げることができます。
逆に、適正な時期を過ぎている場合は
「…。●歳頃に診せていただいていれば、こんな治療も、あんな治療も選択肢がありましたが、現時点ではそれらは適齢期を過ぎてしまっており、もしも治療をされるのでしたら、今から先の年齢での治療法はアレとコレになります。」という感じに、適正な年齢を過ぎていくほどに、治療の選択肢が狭まっていくのです。
(でも、適正な年齢なんて矯正専門歯科医じゃないとわかりません。 ですから、多くの方に矯正相談を活用していただきたい。)
とは言え、「矯正治療に年齢制限はない。」と先にも書きましたように、治療法が無いわけではありません。
近年では成人になられてからの治療を受けられる方も増え、更に30代~60代での矯正治療を受けられる方々も増えています。(お子様の治療とご一緒に矯正治療を始める大人の方が特に増えています。)
大人の治療は、成長も止まっており、骨も固まっている。 虫歯や歯周病などの治療を受けている場合も多く、子供さんの治療のように多種多様な選択肢の中からの 100点満点の治療 を目指すことは難しくなります。
しかし、矯正治療の目的は、石川先生の『院長あいさつ』にもありますが、多くの方が最も気にされている『見た目の改善』だけではなく、咬めるようになるという『機能的な改善』や虫歯・歯周病の『予防・改善』の3目的が達成されるべき治療です。
大人だって体のメンテナンスが必要なのと同様に、歯もメンテナンスが必要です。
矯正治療は、どのタイミングで来院されても、今より良い状態になれる方法をきっと探してくれます。
早いに越したことはありませんが、もしも「どうなんだろ~?」「どうしよう…。」って悩まれている場合は、矯正専門の歯科医院では、多くの場合が相談無料です。
是非、活用してくださいね。 当医院も相談は無料ですよ‼
ではでは、今日はこの辺で。。。