《1》健康を維持する上で、【生活習慣】って言葉が良く使われます。生活習慣とは『睡眠、食事、排泄、清潔、衣類の着脱』を指し、毎日の『生活リズム』を表現する言葉だそうです。
では、私たちの歯科部門での生活習慣についてお話します。『お口の中の健康』(虫歯予防、歯周病予防)については歯科医院で管理指導されておられると思いますが、歯並びに関しても大いに生活習慣が影響してきます。歯並びを悪くする習慣癖(悪習癖)にはどのようなものがあるのでしょうか。
《2》習慣癖(悪習癖)の種類として、指しゃぶり・舌の癖・口呼吸・歯ぎしり・食いしばり・片咬み・爪咬み・唇咬み・頬杖・うつぶせ寝・横向き寝・早食い・丸呑み等があげられます。
子育て中の親御さんには、幼い頃の習慣を大切に見守り、子育てしていただきたいと思います。
《3》歯列矯正治療と悪習癖について
歯列矯正治療を始められる前には大なり小なり皆さん悪習癖を持っておられます。問診等で、あるいは治療中で気づいた悪習癖は、矯正治療をする上で、そして治療後の歯並びを安定させる上で取り除いておかなければなりません。
矯正治療が終わっても、装置を外しっぱなしでは後戻りが起こります。それらを防ぐのにリテーナーと言う装置を使用しますが、『悪習癖』があると後戻りし易くなります。歯列矯正治療中にこのような癖を治そうと努力して頂く事が大切です。
習慣的な事だけに改善する事は大変難しい事だと思いますが、私たちクリニックでも、ご縁あってクリニックにお越しいただいた患者様のサポートをさせて頂きたいと考えております。綺麗な歯並びになった素敵な笑顔をゴールに一緒に頑張って行きたいと願っております。
今週の担当は、 歯科衛生士 大中 でした。