こんにちは*いしかわ矯正歯科クリニックの●前です。
いよいよ2016年も終わりに近づいてきました。個人的に楽しみにしているのは、年末の京都清水寺でご住職が書かれる一文字です。この一文字が以外と来年度の景気を読み解くヒントになっていたりするそうです。今年は『金』でしたので来年キラキラ光るいい出来事が私にも皆様にも起こるといいですね。
ところで『ホワイトニング』を女性雑誌で審美特集をしていたのですが記事の内容に驚いたことがあります。
それは歯科のホワイトニング処置以外で民間療法?のインターネット情報がたくさんあった事です。雑誌のライターの方がそのことを検証されていました。また、審美に詳しい歯科医師の意見もあり、興味深い記事だったので抜粋します。
1.メラミンスポンジで歯を磨く → エナメル質を傷つけてしまいます。人体への副作用もわかっていません。
2.電動歯ブラシ+美白歯磨き粉 → 磨き過ぎは歯磨き粉の研磨剤でエナメル質を傷つけてしまいます。
3.重曹で磨く → 強力な研磨剤なので知覚過敏の痛みがでる可能性もあります。
4.歯の消しゴム → 着色を少しとるのなら問題がないそうです。月に1~2回の使用がベストだそうです。
5.オイルプリング(ココナツオイルを口に含んでうがいをすることだそうです。含有時間が15分~20分だそうです)
→ 白くはなるのですがオイルを長時間、口に含んでおくことが辛く5分が限界のようです。
6.バナナの皮歯磨き(バナナの皮には自然増白剤がふくまれているので皮の内側の白い部分を優しくこすりつけて磨くそうです)
→ 白くはなるのですがバナナの繊維を歯にくっつけたまま放置することが大変だったようです
そもそも歯が黄色くなったり着色がついたりという原因は、煙草のヤニであったりお茶やコーヒーなどの茶渋であったり、ワインやカレー、うがい薬の着色料だったりと様々です。着色するものが長い時間、口の中にあると着色することは当たり前です。
また、加齢とともに唾液が少なくなるのでお口が乾燥することが多くなり、着色の原因になるものを吸収しやすくなるようです。
歯の構造でエナメル質の内側に象牙質という黄色い歯の層があります。この象牙質が肌の老化現象と同様年々新陳代謝によって濃くなっていきます。長年の歯みがきや食事等でエナメル質が薄くなりますので、歯が黄ばんで見える事は単にエナメル質に着色する事以外に、これ(エナメル質が薄くなる事)も一因のようです。
歯科ではホワイトニングの方法は、自宅でのホワイトニングや歯科医院での施術によるホワイトニング等など様々です。
ホワイトニングは現在の歯よりもさらに白くするということが目的になっています。日々の生活で白い歯が実現できればいいのになあと思いますが、先ずは日々の歯みがきからスタートしてみて下さい。さらに歯を白くしたい場合は、民間療法もいいのですが興味のある方はお近くの歯医者さんへ。
ちなみに当院もホワイトニングさせていただいております。