こんにちは。歯科衛生士の大中です。いしかわ矯正歯科クリニックの久しぶりのブログ更新です。 世界中が新型コロナウイルスの流行で、緊急事態宣言という異例な状況になりました。いしかわ矯正歯科クリニックでは、診療体制や対応を試行錯誤しながらの診療でしたが、やっと通常どおりの診療に戻りました。ご協力頂いた患者様、そして、医療資材の不足でご協力頂いた方々に御礼申し上げます。今後も感染防止の情報収集を行ない、安心して安全な治療を受けていただけるよう努めていきたいと思います。不十分なことや改善策等ございましたら、ご意見いただければ幸いです。 では、本題に入ります。今回の緊急事態宣言下、[ステイホーム]という事でお家で過ごされた時間が多くなったと思われます。歯磨きに十分時間をかけられる人が増えたのか、歯磨きができている人が増えた様に感じています。細菌感染予防の一貫でお口の中を綺麗にする意識が深まって、良い習慣になっていただければと期待します。 むし歯や歯周病の予防方法[プラークコントロール]には、直接磨き落とす方法（歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスなどを使用）がありますが、追加型予防法としてフッ素、キシリトールやデンタルリンスやマウスウオッシュ等を併用することも出来ます。①フッ素は、細菌の酸産生を抑制、歯の質を強化、酸で溶かされた（脱灰）歯の面を再石灰化を促進させる効果があります。②キシリトールは、歯垢を剥がれやすくする効果や歯の石灰化を促す効果、虫歯菌の活動を弱める効果があります。③デンタルリンスやマウスウオッシュと言われるものは、細菌の膜に吸着し破壊させ殺菌効果につながるものもあります。口腔ケアーは身体の免疫力アップに重要な役割を果たします、毎日の歯磨きの方法の参考にしていただければ幸いです。